チャンネルを変えていて、偶然TV朝日の「
美の巨人たち」という番組に目が留まりました。
この日の特集は江戸時代を代表する浮世絵師「歌川国芳」。
えっ、誰?って感じですが、葛飾北斎や歌川広重らと同時代に活動した絵師の1人だそうです。
何が気になったかというと、彼が無類の猫好きで有名であったこと!
数匹の猫を飼い、懐に猫を抱いて画を描いたとも言われています。
猫を用いて「ふぐ」を描いた作品
もちろん彼の作品には猫がたくさん登場します。
天保の改革で庶民の娯楽が制限されると、役者や遊女の錦絵は禁止されてしまいました。
そこで、彼は役者の顔を猫に変え、ユーモアあふれる作品を書き続けたのです。
東海道五十三次を猫を用いて描いた作品
さて、あなたはこの画の中にいくつの宿場町が読み取れるでしょうか??
右上:2本のかつお節にじゃれる猫 → 2本のかつおだし → にほんだし → 「日本橋」
中央:大きなイカ(タコ?)に食らいつく猫 → 多いぞ or 美味しそう → 「大磯」
ちょっと無理があるけど、こんな感じです。 おもしろいですね。